こんにちは!
今回の「grow up KM」(グローアップ ケーエム)は、あい友会の経営戦略チームでもあり、ICTチームの責任者でもある、理事の野末瑞樹のインタビュー内容をお伝えします。
あい友会のICTチームがどのように医療現場を支えているか、特にあい熊谷クリニックにおける新しい試みについても詳しく聞きました!
あい熊谷クリニック×ICT
医療現場でのICT活用は、現代の医療においてますます重要な役割を果たしています。
まず、ICTが医療従事者に与える影響について考えると、あい友会の訪問診療では医師や看護師、訪問診療アシスタント、事務スタッフが患者さんを支えるために常に様々なICTツールを活用しています。
そういった中でICTチームは、直接的には患者さんと接する機会がないものの、医療現場をサポートし、結果として患者さんに良い影響を与えることができるよう、現場の医療従事者と同じ思いで診療をサポートしています。
そのため、どんな時でも現場のニーズを優先し、医療従事者が「本当に困っていること」をしっかりと把握し、それに応えるために日々努力しています。
熊谷クリニックにおけるICTの新しい取り組みの一環として、全てがリモートで管理されている点です。
このリモート管理は、ネットワークサービスや端末、アプリが効果的に連携することを可能にすることで、医療従事者がスムーズに業務を進められるようにしています。
特に、熊谷クリニックは賃貸のビル内にあるため、その複雑なインフラ管理は、ICTチームにとっても新たな課題であり、重要な成長の機会となっています。
患者さんと医療従事者を救う使命感×ICT
電源の管理やサーバーのリモート対応は、医療現場の安定運営に欠かせません。
特に、電源消失時にも電話が通じるようにすることや、訪問診療を24時間対応するための工夫は、ICTチームの努力と腕のみせどころです。
常に正常運転を維持するために、先を見越した対応が求められ、これはICTチームの責任感を高めることにもつながっています。
また、ICTチームは医療従事者と同じ緊張感を持ちながら業務に取り組んでおり、24時間体制でのサポートを行っています。
このような環境では、やりがいと同時に大変さも伴いますが、医療従事者を支えるという使命感がわたしたちのモチベーションとなっています。

医療の質向上×ICT
ICTの導入に際して、特に年配の方やテクノロジーに苦手意識を持つスタッフ教育へ丁寧に関わることで、あい友会の全ての医療従事者がICTを使いこなせる環境が整い、チーム全体のパフォーマンス向上に繋がっています。
このような積み重ねにより、訪問するチームメンバーとの情報共有を効率的におこない、医療の質向上へも貢献しています。
更なる革新×ICT
新しい試みとして、医師が患者さんやそのご家族と十分なコミュニケーションをとるために、ICTを活用して音声入力や発言、所見を診断に結びつけるシステムを構築しています。
また、移動時間の短縮や医療従事者の人手不足という課題に対してもICTを活用することで効率化を図り、医療サービスの提供をスムーズにする取り組みを続けることは、現代医療において非常に意義があると感じています。
今後、疾患特性に応じた対応を整えていくことも、患者さん一人ひとりに適切なケアを提供するために不可欠です。
いくつかのことがまだ試験運用中ではありますが、未来を見据えたICTの関わり方を模索し、組織としての成長を促進したいと考えています。
そこにはやはり、野末理事長の強い熱意やチャレンジ精神が、法人全体のICT活用の発展を加速させていることもあり、今後も更なるイノベーションを期待できます。
あい友会のICTチームの管理者として、より良い医療環境を目指し24時間365日、医療従事者を支え続ける彼の情熱は、在宅診療を支える医療従事者と常に共鳴しているということが伝わってきました。
今後もICTの活用で新たな医療の可能性を広げ、あい友会にMiracleを生み出すことを期待しています!





